2026/01/16
住み心地のいい家をつくるためにはどうしたらいいのだろうか。そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
そんなあなたのために、私が今まで学び、実践してきたノウハウを少しづつお話ししたいと思います。
夏涼しい家をつくるには
3.植栽を利用する
前回は「風の通り道をつくる」でしたが、今回は「植栽を利用する」についてのお話です。
樹木は建物を引き立てるために植えるのではありません。私たちの暮らしを日差しから守ってもらうために植えるのです。
樹木をまったく植えていない家や玄関先に数本だけ植えてある家をよく見かけます。そんな家を見ると、とってもガッカリします。
敷地の形状や周囲の環境によって、植えられない場合もありますが、ほとんどは予算が足りないからとか、管理が大変だからというお話をよく聞きます。
「涼しい家をどう実現するのか」の回でお話ししましたが、南側からの日射は庇を深くすることで防げます。
でも、東や西側からの日射は庇では防げません。そこで、植栽(落葉樹)を利用するのです。いわゆる、雑木の庭です。


家を建てて、あまった場所に植栽するのではなく、最初から建物の配置とともに植栽計画を同時に考えていきます。
敷地の方位を調べ、できるだけ方位通りに建物を振って、東側や西側の窓の近くに、気に入った落葉樹を植えていきます。
もちろん、南側の窓にも南東や南西からの日射が入り込むので、それを防いでくれる樹木を植えます。
家際の植栽が、雑木植栽の最重要ポイントです。家際の高木植栽は、庭の広い上空スペースに枝葉を広げることによって、
広い面積に木陰をつくり、家に入り込む照り返しの熱をも防ぐことができます。
家際の雑木植栽は、主要な窓の両サイドが配置のポイントとなります。


室内から見たとき、この窓際の雑木の幹や枝がちょうど絵画のフレームのようになって庭の景色を絞り込み、
室内からの景色に奥行き感を演出してくれます。
また、外から見ても木々越しに見える家屋のたたずまいは、潤いと落ち着きのある美しい住まいの風景となります。
家際の植栽スペースを活用することで、余地のあまりない敷地でうまく日差しをコントロールできる植栽計画が可能となります。
それでは、次回からは「素材・建材選びのポイント」です。「1.体への負担が少ない素材なら快適に過ごせる部屋になります」です。お楽しみに。
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