2026/01/27
住み心地のいい家をつくるためにはどうしたらいいのだろうか。そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
そんなあなたのために、私が今まで学び、実践してきたノウハウを少しづつお話ししたいと思います。
プラン、収納の考え方
3.一番いい場所に何をもってくるか
前回は「心地よい場所に人は集まる」でしたが、今回は「一番いい場所に何をもってくるか」についてのお話です。
家で一番いい場所とされているのは、日当たりが良くて明るい東南のスペース。
だいたい、ここにみなさんリビングやダイニング、子供部屋などを配置したいとおっしゃいます。
でも、これまでいろんな家を建ててきて、必ずしもそれが正解ではないことを実感しています。
1階の東南に室内物干し場をつくったことがあります。室内干場はお風呂や脱衣場と一緒に北側に配置することが多いので、珍しい例です。
このご家族は5人家族で、スポーツをしている男の子が2人いて、とにかく洗濯物が多いのが悩みの種でした。
毎日、洗濯に追われて、夜と朝と2回洗濯をするので、夜に洗濯物を干しておける室内干場がほしいとのことでした。
そして、室内干しだけではなくて、日射に当てるために外にも干せるようにしてほしいという要望もありました。
そこで、脱衣場と室内干場をつなげて、室内干場から朝日がさんさんと入り込む東南の外干場に出られるように設計したのです。
もちろん、取り込んだ洗濯物をすぐに収納できるように、ウオ-クインクローゼットを近接させて、ぐるぐる回れる動線を確保しました。


すると、今までの洗濯ストレスから解放されて生活にゆとりができたと、とても喜んでいただきました。
家の隅ではなく、一番いい場所にしたからこそ、とてもアクセスがいいのです。
このように、東南角部屋という一番いい場所に何をもっていくかに決まりはありません。
さらにいうと、東南角部屋が必ずしもいちばんいい場所とは限りません。
画家のアトリエは北側にあることが多かったりします。
照度が一日中安定していることから、画家にとっては、北の部屋が「一番いい場所」というわけです。
あなたなら、何を一番いい場所に持ってきますか。ぜひ考えてみてください。
それでは、次回は「思い込みを捨てる」です。お楽しみに。
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