2023/07/18
竹之山の家は、地盤調査の結果も良かったので、そのまま基礎工事に入りました。
地縄張りをした後に、床堀位置にあらかじめスプレーでしるしをつけて、レーザー墨出機で高さを設定して掘っていきます。
掘った土は、建物の周囲に置いて地盤面を持ち上げていきます。木楽な家では、自分の土地の土は他へ持ち出さないことを基本にしています。
掘削土の量を事前に計算して、建物周囲の土の高さを想定して外構図面を書いています。地盤面よりも高くしたりしながら、室内と庭との気持ちのいい高さ関係を作り出しています。
もちろん、土を捨てないのでコストダウンにもなります。
ベタコンクリートと立上りコンクリートを一体打ちするために、外型枠を固定する捨てコンクリートを打つ枠を作っています。
砕石の外側に一定の厚みで捨てコンクリートを打設します。
もちろん、砕石も1トンのハンドローラーでしっかりと転圧しました。外周部分の捨てコンクリートに型枠の位置だしをします。
型枠の位置だしをする前に雨が降り出したので墨がつかないので乾くまで次の作業ができません。困ったもんだ。
捨てコンクリートが乾燥して、墨出しが出来る状態になりました。外型枠と基礎打ち込み断熱材をセットしていきます。地中の湿気が基礎内に入らないように
ポリフィルムもしっかりと敷いていきます。
結構強い雨でしたので、建物周囲に仮置きしている残土が流れ出しています。もうユンボも届かないので、手作業で戻すしかありません。ちょっとゾッとしますが頑張ります。
この後は、鉄筋屋さん待ちになります。では、また。