2026/01/12
住み心地のいい家をつくるためにはどうしたらいいのだろうか。そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
そんなあなたのために、私が今まで学び、実践してきたノウハウを少しづつお話ししたいと思います。
冬暖かい家をつくるには
5.自然エネルギーを利用する「陽のまど」のすすめ
前回は断熱についてお話ししましたが、次に考えたいのは、自然エネルギーの利用についてです。
機械を用いずに、建築的な工夫だけで自然エネルギーを利用する設計手法をパッシブデザインと言います。
敷地の自然環境を知り、その多様な力を生かして家のつくりや配置を考えます。
自然の力とは、太陽エネルギーの熱や光、風のことで、特別なものではありません。
建物の周囲にある樹木や植栽なども、ここに含まれます。
まず、敷地調査の時点で、その敷地の緯度・経度、方位を調べ、夏や冬にどこから日が昇り、どこに沈むのかを調べます。

暖かい家をつくるためには、一年で一番太陽高度が低くなる冬至の日(12/22日頃)や
一年で一番寒くなる大寒の日(1/20日頃)に家の中に日差しがどこまで入り込むのかを検討します。
涼しい家をつくるためには、この逆で一年で一番太陽高度が高くなる夏至の日(6/22日頃)や
一年で一番熱くなる大暑を過ぎたころ(8月の上旬から中旬頃)に家の中に日差しが入り込まないように庇の長さを検討します。
そして、とても大事なことは、建物をそこの敷地の方位に合わせて配置することです。
朝日や夕日はとても低い高度から日差しが入り込むため、庇ではコントロールすることができないからです。
詳しくは、「夏涼しい家をつくるには」の回にてお話しします。


パッシブデザインではありませんが、太陽の熱をもっと積極的に用いて給湯や電気代を節約するには、
太陽熱温水器や太陽熱空気式集熱器も有効です。
木楽な家では、太陽熱で新鮮空気を温めて床下に入れ込む「陽のまど」を採用しています。

マイコンなどによる難しい制御方法を使わずに、単純な温度スイッチで作動し市販の部品を使い、メンテナンスも簡単にした安価な空気集熱システムです。
是非、木楽な家常設モデルハウスにてご体感ください。
それでは、次回は「夏涼しい家をつくるには」「涼しい家をどう実現するのか」です。お楽しみに。
木楽な家 伊集院モデルハウス見学受付中
伊集院モデルにて、おひさまで床暖房された住まいを是非体感してください。
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