城西の家 耐力壁

本日は壁工事の様子になります。

写真は2階を外から撮影した様子ですが、柱と柱の間に木の板(構造用合板 厚み24mm)が入っているのが分かるかと思います。これらは耐力壁と呼ばれるものとなります。地震、台風などの自然災害の際に、家には横からの大きな力が加わります。それに耐えるために構造上、必要な壁が耐力壁です。

耐力壁は設計時に実施する構造計算の結果に基づき、配置を決定していますので、もし、リフォームをするとなった場合に簡単になくしてしまうことは難しいです。

そのため、木楽な家では、耐力壁は建物の外壁に配置し、室内の間仕切り壁は、耐力壁でない壁とする設計を行っております。言い換えると、室内の壁がなくてもいいのです。そのように設計することで、室内を広々とした空間にでき、将来的にリフォームを検討される際にも自由度が上がります。

自然災害に対して、安全な家であることは大前提として、そのうえで、できるだけ住む方の利便性も損なわないような設計を心がけています。