住み心地のいい家をつくるためには16

住み心地のいい家をつくるためにはどうしたらいいのだろうか。そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
そんなあなたのために、私が今まで学び、実践してきたノウハウを少しづつお話ししたいと思います。

プラン、収納の考え方

 

 2.心地よい場所に人は集まる


 前回までは「動線計画で暮らしは変わる」でしたが、今回からは「心地よい場所に人は集まる」についてのお話です。


 「家族が集まる場所をつくりたい」「みんなが遊びに来てくれる家にしたい」このような願望を持っている方も多いと思います。

 

 「人が集まる」=「広い場所」と連想しがちですが、リビングを広くしても人が集まるとは限らない。
「人は広い場所ではなく、心地いい場所に集まるからです」

 

 たとえば、リビングの面積を少し削って庭に木を植えます。
樹木は目隠しの役目も持っているので、外に向かった窓を大きく作ることができます。

 

 さらに大きめのダイニングテーブルを置いたらどうでしょう。

 

 あたたかな窓辺のソファに座ってその木を眺める人、ダイニングテーブルでお茶を飲みながらテレビを見る人、宿題をする子供。

 みんながなんとなくつながりながら、自分の時間を過ごせるのではないでしょうか。

 




 また、暗かったり、寒かったり、暑すぎる空間にも人は、集まりません。
そこで注目してほしいのは、廊下です。

 

 設計するとき、私はいつもなるべく廊下をつくらないようにしています。
廊下は、どうしても暗く細長い空間になりがちです。
くつろげる場所でもないし、通る以外の用途もあまりありません。

 移動するための場所に、スペースを割くのはもったいないと考えているからです。

 さらに廊下があると、部屋の温度差が大きくなってしまいます。
冬場など居間は暖房をしていて暖かいけれど、向かいの洗面所に行こうと廊下に出たら、寒さでブルッとなった経験はありませんか。

 

 部屋をたくさんつくると、廊下が必要になります。
廊下をつくったことで各部屋の温度差(暑すぎる、寒すぎる)が大きくなり、
結果としていつも使う部屋は限られてしまうということを、少し頭に入れておいてください。

 

 玄関(エントランス)がそのままリビングにつながり、そこから各部屋にはいれるようにプランニングするとこの問題は解決されることが多いですよ。


 

 それでは、次回は「一番いい場所に何をもってくるか」です。お楽しみに。

 

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