竹之山の家 建て方完了

竹之山の家の建て方です。

建物外周部分の基礎コンクリートの上に気密パッキンを敷き込み、土台12㎝角を固定していきます。

内部基礎立上りのない、お盆型基礎なので内部柱はべた基礎まで伸ばして固定します。そこに土台・大引きを敷き込んで床の下地を作っています。

いよいよ建て方開始です。クレーン車を呼んで、上部を建てていきます。木楽な家に使用する柱・梁の巾は12㎝です。一般的に言われるオール4寸材です。

建て入れ直しをやっています。一旦柱と梁を組んで、固定する前に垂直を確認・調整する作業です。

さげ振り(糸に吊り下げられた重り)を下げて、上と下の離れ寸法が一致するまで建物を動かしていきます。とても原始的ですが、これが正確です。

小屋組みをして、屋根下地を作っていきます。

ロフト付の平屋の骨組みが出来上がりました。ここまで一日の作業です。ここまでくると、本当にホッとします。

ここからは、木楽な家オリジナルの屋根パネルを入れていきます。工場で事前に作っておいたアコースティックパネルです。これが、吹き抜け部分の仕上げ天井となり、

天井面に上がってきた湿気を吸着する仕組みです。

さらに外部の軒先部分も同じようにアコースティックパネルを入れていきます。このパネルは、無塗装仕上げのままですから、杉の黒芯(脂分をたくさん持った杉の木)材で

製作しています。300℃の熱処理も行っていますので、雨にも強い木です。

屋根断熱を行っています。高性能断熱材を屋根パネルの上にはめ込んで、屋根面で太陽からの強烈な日射を遮ります。

断熱材をはめ込んだら、ネダノン28㎜をその上に固定して屋根強度を確保しています。間柱・樹脂サッシを入れて壁の下地を作っていきます。

ここから、外部回りを先行して作業していきます。ではまた、UPしますね。